海沿いの街では、建物の外壁や道路のガードレールが腐食してボロボロになっていることがある。

愛車に同じことが起きたら…と想像するだけで恐怖だ。

大切な車を守るため、適切な対策を知っておこう。

海水や潮風は車のサビの原因

海水や、塩分を多く含んだ潮風は、金属でできている車にとって手強い敵。

車で海辺に出かけた後そのままにしておくと、塗装のフチや傷ついている部分からどんどんサビが広がっていく可能性がある。

特に、塗装がはがれやすいボディの下側や、鉄製のパーツなどはサビが発生しやすいので要注意だ。

海に行った後の洗車ポイント

車がサビてしまってから修理に出したのでは、時間も費用もかかってしまい、後悔することになりかねない。

きちんとアフターケアをすることで、塩害を防ぐことが大切。

基本は通常時の洗車方法と変わらないが、海に行った後は「念入りに洗うべきところ」をしっかり意識することがポイント。

車の下回り、足回りを重点的に洗おう。

Point1：はじめに大量の水で洗い流す

海に行った後の車には、たくさんの砂が付着している。

その状態でこするとボディが傷だらけになるので、まずはたっぷりの水をかけて砂を落とすことが大事。

もしあれば、高圧洗浄機を使うとスムーズ。

Point2：車の下部と鉄部分を念入りに洗う

車のボディ下部は塩害を受けやすいので、いつもより入念に洗う必要がある。

できればジャッキアップして、下回りをくまなく洗いたい。

また、鉄部分もサビやすいので、しっかりと汚れや塩気を落とそう。

Point3：ドアの内側やステップ部分も洗う

車の下部やボディ表面だけでなく、ドアの内側にも塩分を含む海の砂が入り込んでいることが多い。

普段の洗車ではあまり気にしない部分かもしれないが、濡らした雑巾でしっかりと水拭きを。

また、ステップ部分には靴底についた砂が落ちて付着しやすいので、ここもキレイに。

海へ行く前にしておきたいこと

前述の通り、塗装に傷やはがれた部分があると、そこからサビが発生しやすい。

定期的な点検で傷を見つけたら、きちんと修理しておくことがサビ予防につながる。

また、車の下回りに防錆スプレーなどを事前に吹きかけておくと、海水や潮風によるサビ対策に効果的。

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